デンパサール養護老人ホーム訪問

Yayasan Pelayanan Lanjut Usia Wana Seraya Denpasar

2013 in BALI

2013年6月24日 訪問

「友好交流に関する覚書」

日本ナラティブ音楽療法協会は

インドネシア・バリ島デンパサール高齢者施設と

「友好交流に関する覚書」を交わしました

 昨年(2012年)9月バリ島の「デンパサール日本領事館」に伺い、デンパサール高齢者施設を紹介&電話連絡して頂き、訪問してきました。

 その時は、高齢者を大切にし家族間は勿論、親戚同士の絆が非常に強いバリ島で高齢者施設があることに驚き、ただ施設を訪問するのが目的でした。

 

 訪問して驚いたのは初めての出会いで異国の日本人なのに、北海道で私がいつも伺っている施設利用者の方々とかわらず、笑顔と握手で私を迎えて頂き、言葉はお互いにわかりませんが「心がかよう」感覚を感じることが出来たことです。

 

 帰国してからも、デンパサール高齢者施設のみなさんのことが思い出され、昨年の訪問だけで終わるのではなく、何か繋がりができないかとの思いが湧き上がり本協会との交流を思い立った次第です。

 

 今回は、デンパサール高齢者施設への連絡と「友好交流に関する覚書」のインドネシア語への翻訳に困りました。

 連絡は、昨年帰国後にお礼の電話をしました所、私「ハロ~」、バリ島施設職員の方「ノ~ イングリッシュ!」ガチャンと切られ、FAXも電話がつながったとたんガチャンと切られてしまいました。

覚書きもGoogle翻訳で翻訳しましたが、翻訳したものを逆に日本語に翻訳すると、ぜんぜん意味をなさない言葉になってしまい困惑してしまいました。

 

 そんな時インターネットでいろいろ調べましたら、バリ島で日本人女性の方が経営している語学学校を見つけ、早速メールにて事情を話し協力をお願いしたところ、快く連絡や翻訳、当日の通訳をして頂けることとなり助かりました。

 6月24日12:00に、日本の伝統玩具「けん玉」「紙風船」「お手玉(会員の方手作りです)」「だるま落とし」「折り紙」「シャボン玉」、そして会員の方から寄贈して頂いた童謡唱歌のCD、そのCDを再生するプレーヤー(前日現地調達)などを持ちデンパサール高齢者施設を再訪しました。

 

 やはり昨年同様、私を見つけるとみなさん握手と笑顔。

 昨年はいらっしゃらなかったイスラムの女性は、握手と左右の頬同士タッチで笑顔の挨拶。

言葉がわからない異国同士の出会いとは信じられない「心と心」が解け合い「和の気」となったように感じました。

 言葉を除けば、北海道で私がいつも接している利用者の方々と全く同じです。

 

 挨拶で「昨年も来ましたが、覚えていらっしゃいますか?」と通訳して頂きましたら、数名の方が「覚えている」と手を挙げて頂きました。

 しかし施設の方など「?」という感じです。

 昨年写しました写真をお渡ししましたら、多くの方が思い出し「ヤ~~!」と再度握手攻めに。

 その中で急に立ち上がり私の所へやってきた女性の方、通訳の方に「私は昨年歌った」「あそこで」と指をさして頂き、「そ~!そ~!」と私も嬉しく何度も握手をして心の再会が出来ました。

 昨年、日本の歌(軍歌)らしいのを歌って頂いた女性です。

 

 今回は本協会との交流だけでなく、日本の高齢者の方々とバリ島の高齢者の方々の交流も出来たらと考え、最初ですので旭川の高齢者施設などへ案内いたしました。

 その中で「ふれあい」のデイケアを利用されている皆さんから「異国の人と交流、それはいいですね。やりましょ~!」との言葉を頂き、早速手紙を皆さんと作りデンパサール高齢者施設の皆さんへ届けました。

帰りには「ふれあい」のみなさんへ短いですが手紙を頂きました。

 帰り間際、車に乗っていると1人の利用者の方が小走りで来て、自分で制作した竹ほうきを「お土産、持って行って」と渡され、またまた感激してしまいました。

 ここの施設では頂いた「竹ほうき」や、竹で出来た「火ばさみ(のような)」「お祭りで使うもの」などを皆さんで制作販売し、施設の運営資金にしているそうです。

 

 この交流は、これからも長く続けていきたいと思っています。

 今回は残念ながら私1人での参加となり、音楽療法をおこなうまでいきませんでしたが、次回は是非多くの会員の方に参加頂き、歌や音楽の力で更に心の交流が出来たらと思います。

 また多くの皆さんに、言葉を越え・国を超え・年齢を超えて「心と心」「人と人」が蕩け合う感動を、人生の中で是非体験して頂きたいと思っています。

 

   施設名  Yayasan Pelayanan Lanjut Usia Wana Seraya Denpasar

             (高齢者ケア財団 ワナセラヤデンパサール)

   運営   インドネシア政府 バリ州健康社会庁

   設立   1975年

   利用者  53名

   男性   12名

   女性   41名

   年齢   101歳~60歳

   対象   身近に介護者のいない低所得者の高齢者

   スタッフ 20名

   研修生  20名(不定期 2週間程度)

   24時間介護

 

    高齢者が快適な生活を送るため

     ・部屋と食事の提供

     ・健康の維持管理

     ・精神的サポート

     ・社会的サポート

     ・宗教教育

     ・芸術活動

    などを通し、ベストなポジションでサポートを行っている。

 

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