BALI
デンパサール養護老人ホーム
2014-6-28「音楽療法」
Yayasan Pelayanan Lanjut Usia Wana Seraya Denpasar
NO 2
「音楽療法」
挨拶の後、早速「音楽療法」を始めました。
最初は、日本で行っているのと同じ動きの「体操」です。
前日ホテルでガイドさんに、皆さんへ体操の動きを指示することをインドネシア語に訳してして頂き、この日体操しながら私の日本語指示の後に続いて、インドネシア語で指示をお願いしました。
「足踏みです」「肩をたたきます」「手を上に」「首を回します」などです。
しかし、まったくインドネシア語に訳する必要がない様相です。
みなさん元気に立ち上がり(足の悪い方などを除き)、私の動きを見て一緒に動き、日本の施設利用者皆さんと見間違うようなジャストなタイミングで身体を動かし、元気に体操をおこなって頂いたのです。
感激しました。
異国の地で言葉が通じない者同士が、笑顔で手を合わせ、アイコンタクトと共に笑顔が溢れ、一緒に身体を動かすことにより、だんだんと「心と心」が近づいていくのが実感されたのです。
体操の後は、日本で行っているのと同じ「発声練習」です。
「ア~ ア~ ア~ ・・・」とドレミの音階で上がり、下がってきます。
次は「アッアア~ アッアア~ アッアア~・・・」と同じく、上がって下がります。
発声練習最後は「ドレミファソラシド」「ドシラソファミレド」なのですが、インドネシア語で「何と言いますか?」と聞きましたら、みなさん声を揃えて「ドレミファソラシド」。
世界共通なのを実感しました。
元気に皆さんと声を合わせ、目を合わせ、笑顔と手拍子で「ドレミファソラシド」。
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