本協会会員活動 No-2

「質の高いコミュニケーションを目指して」

今村 幸代

北海道厚岸町在住 1級音楽療法士・1級音楽心理士

個人活動(社会福祉協議会・町教育委員会等)

 

 音楽療法の活動を始めて今年(2017年)で7年目になりました。

 この間、活動を通していろいろな人と出会い、その人々と『会話をする』『話をする』中で質の高いコミュニケーションを目指して音楽療法を学んできました。

 今回は、この標題を目指すために重視してきた『会話』について取り組んできた内容について紹介します。

 

 ≪現在の活動状況≫

 社会福祉協議会・町教育委員会等からの依頼により

 ・70歳代~90歳代の10名程度を対象とした介護予防の教室。

 ・60歳以上の25名程度を対象とした介護予防の教室。

 ・65歳以上の25名程度を対象とした介護予防の教室。

 いずれも第1予防、第2予防を目的としています。

2017年2月19日

≪基本的なセッションの流れ≫

① 準備体操 ⇒ リズム体操 ⇒ 発声練習 ⇒ 日付確認 ⇒ 民謡 ⇒昭和歌謡

       ⇒ 季節の歌  ⇒ 歌詞クイズ⇒ 曲当て  ⇒ 終わりの歌

② セクション時間と曲数については、1時間・1時間30分・2時間と各団体によっ

  て異なります。

 

≪あの時代の音で≫

 このCDは戦前、戦後のレコードをCD化したもので時代背景の話題作りに役立ちます。参加者の皆さんにとって、このCDの「あの時の音」は、その時の出来事を思い出し、記憶の中にしっかりと残っています。その記憶は一人ひとり様々です。

 当時の生活環境、周りの風景・つらなる家々、人々の顔や声、空気のにおい、生活の音、街の音、行事、時間の流れ方、などなど。具体的なことが記憶として甦り、より一層会話が弾みます。

 

 

≪地域の歴史≫

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 参加者の皆さんが暮らしてきた町の歴史は皆さんの生活の歴史でもあります。

 その事を調べて話をして聞くことで、様々な会話が生まれるきっかけ作りに役立ちます。

 高度経済成長期に仕事や子育てに奮闘されてきた皆さんにとっての古き良き時代を思い出し、話をしてもらう事はセッションにおける重要な位置付けとなります。

結語

 このようにひとつのセッションにひと工夫加えることでメリハリがつき参加者の皆さんの表情も豊かになり会話も弾んできます。

 町の図書館へ行ってCDや町の歴史の資料を集めるなどして情報収集をし、自分なりに学習して新たな発見をきっかけにこの活動に生かしています。

 このような音楽療法を取り組む準備としての姿勢が必要不可欠であると自分なりに感じています。

 参加者の皆さんがもっと笑顔になれるような様々な事を調べ、これからもより一層充実した質の高いコミュニケーションを目指して学習していきます。

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